治療の方法
治療の方法
お灸について
お灸の香りとぬくもりが、ゆるり、ゆるりと、心と体をほぐしていきます。
血が巡り、気が休まり、こわばりがほぐれていく・・・そのような治療ができるのもお灸の力。
むろた鍼灸治療院では、2種類のお灸で治療します。
『温灸(おんきゅう)』と『糸状灸(しじょうきゅう)』と言います
「温灸」について
こちらが温灸(おんきゅう)というやり方。
体に乗せた紫雲膏(しうんこう)という軟膏の上で、もぐさに火をつけます。
すると、軟膏が干渉役となり跡にならずに、軟膏越しに伝わるぬくもりが、しんなりと、体の奥に染み入ります。。。
お灸後は、痕に残ること(やけど)はありません。
施術後ポカポカと、体の内から温まるお灸です。
「糸状灸」について
- 左の写真が、施灸している最中の写真。右の写真が、施灸後拭き取っている写真です。このように痕に残ることはありません。
名前の通り、細く糸の様にひねったお灸。
少しチクンとする小さな刺激。
神経や経絡という道、痛みのある領域に沿って使います。
皮膚上に置かれた多数のお灸・・・点けてはすぐ消し、点けてはすぐ消しを、リズムよく繰り返すことで、リズミカルな刺激が広がります。
- 熱さやお灸の跡が不安な方はこちらをどうぞ。
- 熱くありませんか?跡に残りませんか?
- そもそも、お灸って何でできているの?という方はこちらもどうぞ
- お灸(もぐさ)誕生物語
「はり」について
こちらが当院で使用している鍼(はり)です。
なぜ袋のままかというと、それは滅菌した状態だから。
お一人お一人実際に使用するときに初めて開封いたします。
そうすることで、感染の心配もありません。(はりの使い回しはしません)
マッサージやストレッチで届かない、奥のほうのコリ。。。鍼の響きでほぐします。
髪の毛ほどの太さの「はり」を、体の状態に合わせて使います。
全て、使い捨ての安全な日本製の鍼。
- 「はり」が不安な方はこちらをどうぞ。
- 鍼は痛くないですか?
- 鍼はどのくらいの深さまで刺すのですか?
- 感染の心配はありませんか?
「整体」について
私たちの施術は、バキバキ、ボキボキしません。
なぜなら、直接骨を矯正するよりも、骨の周りの筋肉をゆっくり揉みほぐし、心と体をリラックスさせることで、全体の調子を整えられると考えているからです。
「フットマッサージ」について
- 『ベットで横になってゆっくりリラックスしながら。。。』
ここで言うフットマッサージは、いわゆる「足ツボマッサージ」です。
イギリス式や台湾式などいろいろな種類がありますが、比較的台湾式に近い手技に加え、オイルでリンパの流れを良くする手技などを、取り入れています。
強さは患者様のお好みに合わせることができます。
足の裏には、反射区と呼ばれる内臓に良いツボのようなポイントがギュッと詰まっています。
例えば、胃の調子が悪い、便秘気味、食欲がないなどのお悩みの方にはお勧めです。
また、リンパの流れを整えることで、立ちっぱなしや、歩き過ぎによる、脚のダルさ、疲れ、むくみを解消することができます。
治療の流れ
1. 問診表のご記入
- 受付にて、予約された方のお名前をお伝えください。
- その後、簡単な質問項目のある問診表に、記入をお願いします。
2. お着替え
- 問診表の記入後、各施術室にて、治療着にお着替え下さい。
- 施術を受けやすく、肌の露出を少なくするために「はり灸」の施術の際には、お着替えをお願いします。
- 治療着、タオルは一度の施術で、その都度洗濯します。使いまわしはしませんので、ご安心ください。
3. 問診・診察・施術方法の説明
- 問診表を基に、お体の状態を詳しくお伺いします。現在の症状だけでなく、今までの症状、日常生活についても幅広くお伺いします。
その後、体の状態を診察しながら、その日の状態の合わせた、施術方法を決め、実際にどのような治療をするのか説明致します。
同時に、安心して治療を受けて頂きたいので、分からないこと、ご要望ありましたら、気軽にお伝えください。
4. 施術
- 当院のはり灸治療の中心は、お灸の治療です。全体の8割方はお灸の施術です。
お一人お一人に合ったお灸の刺激量で、治療致します。
症状の出ている局所だけを治療するのではなく、身体全体に働きかけていきたいので、鍼とお灸で全身調整治療をします。
5. 今後の説明
- ~お疲れ様でした~
- 治療が終わりましたら、施術の効果を一緒に確認して頂くことにより、症状の原因と改善策を一緒に考えていきたいと思います。

- そして、今後の治療方針や日常でのケア方法について、アドバイスさせて頂きます。
- その後、必要であれば、仕上げの治療をして終了になります。